声診断の際に伝えていただいた一言が日常生活のふとした瞬間によみがえり、
自分の心の動きや行動の選択に正しい方向性を与えてくれることがあります。
それは、自分の深いところからやってくるメッセージのようにも思えて、自然に無理なく従えるものです。
それだけ、納得が深いということなのかなと思います。
声診断では、自分の状態が波形に見える形で表れ、それに沿って自分の課題や求めるものを言葉にしてもらえるので、
一方的ではなく目と耳と両方で深く納得することができているのだと感じます。
私は楽器の演奏が趣味で、日常的にチューニングを行います。
それは、その楽器だけが持つ固有の音を、本来の音であるように調整していく作業です。
声診断は、まさに自分自身のチューニングメーターのようです。
自分の音を知り、本当の響きを取り戻していくこと。
それは、楽器にとっても演奏者にとっても周りの全てにとっても必要なこと。
本当の響きは、本当の響きとして伝わっていくのだから。
楽器であり演奏者であり聴者でもある、自分という存在。
すぐに現実が思い通りに変わらずとも、自分自身の響きはいつも響いていて、
自分にも周りにも影響を与え続けていることを忘れずにいたいです。